2011年 03月 01日
新築住宅の整理収納作業(キッチン編) その2
その様子のご紹介です。
■ 前記事 ⇒ 新築住宅の整理収納作業(キッチン編) その1
● 食器・カトラリー
● ストック食材
に絞って整理しました。
上の写真が作業後の様子です。
腰高の位置に備え付けられた引出しは、キッチンの中で使い勝手がよい場所。
このスペースを 食器とカトラリー の定位置にしました。
作業前の様子はこのような状態。
物はそんなに多くないので、どの引出しもスペースに余裕がありました。
気になった点は 使用頻度 や グループ と 収納スペース がうまくマッチしていなかったところ。
引出しの中には、よく使うもの、ほとんど使っていない物が混在。
「この引出しにはこれ」というような、グルーピングがされておらず、
何が入っているのか曖昧な状態でした。
①②③④は、先ほども言った通りキッチンの中でもっともストレスなく取り出せる場所。
(Sちゃんは長身なので、下へいくほど取り出しずらくなります。)
この場所には使用頻度高な物の収納に使うことにしました。
【左】ドリンク 【右】ツール で分けました。
既製品のトレーはスペースが細かく分かれすぎていて、逆に使い勝手が悪いというので
思いきって外しました。
キッチンはさみや菜箸、お玉などのツールはワンアクションで取れるよう、
ツールスタンドに立てる収納にしました。
深さもある引出しなので、コップも入ります。
シンクに近いこの位置は、出し入れには最適な場所なのです。
食器棚はキッチンの一番奥にあるので、動線的には少々不便でした。
(ママが料理中、他の家族やお客さんが食器を取りに来た時、渋滞してしまいますよね。)
カトラリーは誰もが取り出しやすいキッチンの入口に。
①②③④にあるのはあくまで よく使う食器たち。
(この仕分け中、本人のジャッジで手放すことになった食器もありました。)
使っている・使っていない で線引きをして、収納場所も分ける というのは効果的です。
混在した状態で収納していると・・・
● 物の出し入れがしずらくなる
● いつも視界に入ってくる状態にあると、使っていない物でも「必要」と錯覚してしまう
使用状況に応じて収納を分けると・・・
● 物の出し入れがスムーズ(スペースに余裕が生まれるから)
● 自分の暮らしに本当に必要なものがわかる
足元の引出しの中身は、定期的にチェックして欲しいと思います。
1年に1度もそこから出さなかった物があれば、それは持っていて本当に意味があるのか?
そして新しく食器を買う時には、今使っている食器のこと、スペースのことを考える。
物は循環させていかなければ、家の中にどんどん停滞していきます。
そのことがいつも意識できていれば、整理に行き詰ることもなくなるはずです。
今回の記事、今までで一番時間かかりました・・
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