2014年 01月 13日
【 封を開けた粉もの、おすすめの保存方法 】
これまで整理収納サービスで数百件のお宅のキッチンを拝見させていただいていますが、
皆さん、封を開けた乾物や粉ものなどの保存方法はさまざまであります。
例えば、↑のような粉ものの場合 一番よく見受けられるのは・・・
輪ゴムはどんなお宅にもいつもあるものだから、一番お手軽であり
しっかりくくっておけば間違いない方法ですよね。
けれどデメリットは・・・
再び開けたとき、粉がもれることがある。
こんな経験、ないでしょうか?
次に多いのがこちら。
封を切った部分だけ、くるくると何回か折ったあとクリップで留める。
私もしばらくはダブルクリップを使ってこんな風にしていました。
この方法も、輪ゴムと同じぐらいのお手軽さが良いのですが
使ってまた留めようとしたら、「 あれ? クリップどこいった? 」なんていうことがありストレスに。
そしてやっぱり粉がもれてしまうと面倒くさい。
そして現在、このプチストレスをすべて解消してくれるこの方法にたどり着きました。
とくにどうってことのない方法なのですが、意外と同じようにしている方を見ないためご紹介。
封を切って、一度で使い切らず保存しておきたいものはこんな風にそのままジップロックの袋にイン。
この時、空気を抜きながらしっかりチャックすることがポイントです。
例えば・・・小麦粉、片栗粉、春雨、乾燥わかめ など・・・
とりわけ粉ものは、このままササーッと出せるし
多少粉もれしてしまってもジップロックの中であれば問題なし!
チャックさえしっかりピーッとできていれば、密封度も◎
週に何度も出番のある頻度の高いものは、容器に詰め替えた方が使い勝手が良いですが
それほどでもない、出番が「たまに」なものはこの方法で保存しています。
春雨などの小さな袋物はジップロックの「中」。
1キロの小麦粉などには「大」。
中に入れる食品のサイズがまちまちでも、外側(ジップロック)の規格が揃うのも利点。
引出しやボックスに立てて収納しやすくもなるのでおすすめです。
■ 2013.1.14追記 ■
読者の方より「粉物は、ダニの発生が起こることがありますので、ジップロックに入れた後、冷蔵庫に入れた方が万全だと思いますが…」というコメントを頂きました。
私はその点無頓着で気にしたことがなかったため、小麦粉などの大手メーカー日清製粉さんのHP(賞味期限、保存方法について) を参照させていただきました。
日清製粉さんによる推奨保存方法は・・・
【小麦粉】
高温多湿の場所、直射日光を避け保存。
開封後は吸湿・虫害などを防ぐため、開け口をしっかり閉め早めに使うこと。
【お好み焼粉 たこ焼粉 天ぷら粉 から揚げ粉】
小麦粉と同様であるが、さらに開封後は冷蔵庫保存
(においの吸着防止のためには密閉容器に入れることをおすすめ)
小麦粉はとくに冷蔵保存を推奨されていませんが、お好み焼き粉やから揚げ粉などは冷蔵保存が良いようですね。
日当たりや湿度などの環境によって、虫がつきやすい/つきにくい の差はお宅それぞれだと思いますので
全てを冷蔵庫に保存するか否かは、どうぞご本人の経験と感覚でお選びになってください。
コメントをくださった読者さま、貴重なご意見ありがとうございました。
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