2012年 12月 26日
整理収納サービス実例その38(キッチン周辺)
「 動線に配慮したモノの住所を決めたい 」
作業箇所:キッチン周辺(5時間)
サービス料: 18,000円(初回限定パックプラン) 収納用品代: 1,140円
※ サービス料は2014年1月より改定させていただきます。
「 整理収納サービス 」実例のご紹介です。
※掲載許可を頂いたお客様の実例を紹介させていただいております。
S様からのメールより
「これではいけない!」と思い、収納のハウツー本を買ってきては、
トライして挫折し…を何度も繰り返しています。
一応努力はしているのですが、なかなか部屋が片付きません。
それぞれの物の定位置が作れず、ほとんどのものを
「とりあえず」の位置に置いてしまっている状態です。
その上今年子どもが生まれたので物も増えてしまい、
子育てに追われてなかなか片付けもできず、
自分一人ではどうにも出来ない状況です。
キッチンもとりあえずの物の置き方なので、動線が無駄なものが多く、
毎日の食事が効率悪くストレスになっています。
まずはキッチンから、整理収納を一緒にしていただきたいと思います。
よろしくお願いします。
● 片付かないのは モノに住所が決まっていないこと が原因であること
● 動線に沿ったモノの置き場 ができていれば家事がスムーズなこと
このことに気付いているのだけれど、自分でトライしてもどうもうまくいかない。
こういうお客様はとても多いです。
ですので、作業では
①モノを出す
②残すモノを選ぶ
③分類する
④収納スペースや人の動きを観察する
⑤モノを収納にマッチさせていく
という一連の流れを一緒に体験して頂きます。
主に食器を収納しているワゴンです。
ペットボトルや缶などの資源ごみを含む、ゴミの置き場が決まっていなかったため
BEFOREではワゴンの前に収集日を控えた資源ごみが停滞し、扉が開けづらい状態でした。
S様のお宅はベランダに行くのに寝室を通らなければならないため、
ベランダに置き場を設けるのは抵抗がありました。
ではこのキッチンに置き場を作らなければなりません。
ということで、コンロ脇の冷蔵庫とのすきまをゴミステーションに。
オレンジのフタのゴミ箱は燃やすごみ用。
このゴミ箱は脇にフックがついているタイプでしたので、ビニールをかけてプラゴミを。
画像では見えませんが、この後ろにも資源ごみ用のゴミ箱を置いてあります。
コンロ下も要・不要を整理したり、移動したりするとこんなにすっきり。
同じく定位置のなかった根菜類の収納場所(左わきのカゴ)もできました。
ワゴンの扉の中は、食器をより取り出しやすく収納しました。
この他毎日使う茶碗、汁椀、小鉢などの1軍食器は引出しにも収納されています。
食器は見直してみると使っていないモノが多かったため、S様はかなりダイエットして使う分だけを残しました。
シンク上の吊り棚(オープン)には、調理中よく使うボールや調味料、グラスを。
飲み忘れがちだったお薬は、自然と習慣づかせるようシンクの目の前に
吸盤式の容器を設置して置くことにしました。
飲み薬を飲み忘れてしまう、、という方はぜひ水の近くに置くべし!
作業後のS様からのご感想です
まだ新しい位置に慣れずにたまに迷子になりますが
料理や片付けが格段に楽になりました。
出し入れがしやすいと、しまうことが苦にならずにできるため、
流しの片付けも前より億劫ではなくなりました。
まさに「片付けたくなる部屋づくり」だ!と実感してます。笑
以前は料理や片付けの段取りの悪さは自分の主婦度の低さのせいだと
思い落ち込むこともあったのですが、
収納が改善されるとここまで変わるのですね!ほんと感動です。
見た目以上に使ってみて実感しました。
少し位置を変えたりしましたが、今のところ無理せずに
キッチンは片付いた状態で生活できています。
まさに私がお客様に実感していただきたいことについて言及してくださり
嬉しいご報告のメールでした。
整理収納で得られる効果は、見た目の良さだけでないのです。
朝起きて夜寝るまでに使ったモノや、新たに家に入ってきたモノが
「 うーん、、 」と悩まず、スルスルとふさわしい場所へ行きつくこと。
「 片付けたくなる 」ためには、家中がシンプルな仕組みで成り立っていることが大事です。
モノの要・不要の選別作業は、なかなかしんどかったようですが
頑張って頂きました!
S様、ありがとうございました!