1軍おもちゃの収納
3歳、1歳兄弟のいる我が家のおもちゃ収納は、リビング角に置いた木箱がメインです。
持っているすべてのおもちゃの中から、「今気に入ってよく遊ぶおもちゃ」をセレクトして、木箱に納めています。
遊びに夢中になるとこの状態に
この家のおもちゃ収納プロデュースを手掛けた母としては、この姿こそが理想! おもちゃ遊びに、どんどん熱中してほしい!
この木箱オープン収納は、片付けやすさが抜群にいいです。
最初は「片付けやすさ(親の)」を重視してこの方法にしました。
けれど子どもの姿を見ていると、「遊びやすさ」でも優れている と感じるようになりました。
それはつまり、目に飛び込んできやすいので 遊ぶきっかけが生まれやすい のです。
photo:aika kobayashi(『暮らしは今日も実験です』(大和書房)より)
それを実感したのが、一度おもちゃをこのように棚に収納してみたときです。こうしたとたん、子どもたちがおもちゃを手にする頻度が格段に下がったのです。これはおもちゃが子どもの視野に入ってきにくくなったことで、手に取るチャンスが減ったのだと分析。
2軍おもちゃの収納
これが我が家のおもちゃすべてです一方、たまに手に取ったり、今はまだほとんど興味がないおもちゃ(お下がりだったりもらったもの)は2軍として、 リビングクローゼット収納の下段に収めています。
2軍と言えど、気が向いたら子どもが自分で取りやすいようフェルトボックス(昔無印良品で買ったもの)に角度をつけて。
▶収納方法の詳細はこちらの動画でご覧いただけます
この方法は、3歳、1歳の息子共に自分で取れるし、例えば「プラレール全部出したい!」と言われた時も、私がそのボックスを部屋に出してあげればいいので。遊ぶ・片付ける とき両方で都合がよく気に入っていました。
2軍おもちゃの収納、模様替え
が、先日この中を思い立って模様替えしてみました。
きっかけは、兄弟がこのスペースに二人で入って閉じこもり、楽しそうに遊んでいる姿を見て。
また、後ろに吊るした布バッグに入ったおもちゃで遊びたがる頻度が増したことも要因のひとつでした。
模様替え後がこちら。
おもちゃを置くのは空間の3分の1に留めて、より子どもたちが入りこめるスペースを確保。
「さぁさぁ、息子たち。中に入って遊びたまえ~」
と母はギラギラした目で彼らを観察。
おかしい。
全然入ってくれないどころか、模様替えした空間に興味も示してくれない。
長男に、「ほら、見て見て!ここ変えたんだよ~入っていいよ~」と促してもスルーされるではありませんか。
しかも、棚の上に乗せたフェルトボックスの中身がよく見えないようで、ここに入っているのに「トーマスのプラレールどこ?」と聞かれてしまいました。
床に何か敷いたら入りたくなるかしら?と使っていない敷パッドをしてみても、たまに気が向いた次男がちょっと入ってみるだけで、予想していたよりはるかに冷ややかな息子たちの対応にがっくり。
2軍おもちゃの収納、模様替え再び
2週間経っても状況は変わらないので、再び模様替え!
ここに収納するおもちゃの量を減らしました。
また、1歳弟用に買ったのに意外と遊んでくれないIKEAの手押し車を収納箱として利用し、この中へ。
遊びたい時はこのままリビングに運んでザザーっと出そうと思います
掃除のしやすさと、気が向けば秘密基地のようにして遊べるように、床は広く空けました。
奥に吊るした布バッグの中は、散々遊んだおもちゃや興味を示さないおもちゃたち(少し寝かせて、子ども本人から出してと言われたら親が出す)
リビングも模様替え(実験)
そしてリビングの収納、棚をプラスしました。
彼らが今よく遊ぶおもちゃをセレクトして配置。
これは部屋の入口付近から見た様子です。
平日は保育園に通う彼らが、「ただいま~!」と帰宅してまず視界に入るのがこの画。
だから棚をこの位置に置いてみました。
さて、今日帰宅した彼らはどんな反応をするか?
実験の結果を確かめるような気分です。
またご報告します!