片付けたくなる部屋づくり

新刊『 暮らしは今日も実験です―子どもと暮らす。母さんの工夫65― 』発売を記念して、出版社の大和書房さんが動画を制作してくださいました。

ぜひご覧ください！

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新刊『 暮らしは今日も実験です 』撮影時のひとこま（2018年10月）　photo:aika kobayashi

1才次男の食べこぼし、飲みこぼしが日に日に激しくなる中、

ダイニングテーブル下に敷いたラグの汚れ具合が、毎日の地味なストレスとなっていました。

せっかく洗濯した翌日にはもう牛乳をこぼしたり、ハンバーグを落として油じみがついたり・・・

お風呂上がりにここで（なぜよ！）おしっこされたことも1度や2度ではありません。

2018年1月長男2才0か月の頃

そもそもなぜラグを敷いたのか？

長男が1才半過ぎくらいから、トミカやプラレールをテーブル上で走らせることに夢中になったから。

そしてテーブルからおもちゃを落とす！

とくにトミカは金属の塊なので、床が傷つく！ 涙

３才の現在もこの遊び方は健在です

そのため、傷防止目的で無印良品のキルティングラグを敷くようになりましたが、この大きなラグを洗うために外して、洗って、干して、また敷く…この労力にもううんざり！

けれども今はまだ床の傷防止対策が必要のため、「何も敷かない」という選択はムリ。

だから新たに今の暮らしにベストな敷物を模索しました。

「水拭きできる」を最優先に、ビニール製のラグ（なぜかフローリング柄が多い）をリサーチすると、透明なダイニングマットというものがあることを知りました。

これなら一見何も敷いていないようでも、食べこぼし＆傷対策にしっかり貢献してくれそう！

ということで、うちのダイビングスペースに合うサイズを検討し購入。

― 実際に使ってみて ―

・布にくらべるとひんやり感はあるが、見た目に軽やかでフローリングの木目がそのまま活きるのがいい

・最初ビニールの臭いが気になったが、日に日に薄れて1週間後にはほとんど気にならない

・食べこぼされても「最後に水拭きすればいいや」というわりと広い心で見守れるのがいい

・ただ、水拭きしてみると意外とほこりがたくさん落ちていることに気づく（たぶん静電気で吸い寄せている？）

　→水拭きをこまめにする動機づけになった（同時にお掃除ロボット欲しい欲がムクムク急上昇）

・椅子が引きやすくなった（すべりやすい）

まだ導入して2週間ですが、現時点では以前の「ラグ洗わなきゃストレス」から解放された清々しさに大満足です。

見た目的にも本来は何も敷かないのが好みな自分にとって、限りなく「ノー敷物」に近い状態で嬉しいです。

賃貸住まいで床の傷つきが気になる方や、何も敷かないのが好きだけど小さなお子さんがいらっしゃるおうちの方におすすめです。

新刊『 暮らしは今日も実験です 』より。まだ何も敷いていなかった長男1才半時代（2017年7月）　photo:aika kobayashi

購入したのはこちら。だいぶ大きい荷物なのに送料無料はありがたい

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2019年2月27日(水)刊行記念イベント＠蔦屋家電 二子玉川 開催します！

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2019年2月21日「 暮らしは今日も実験です ― 子どもと暮らす。母さんの工夫65 ― 」(大和書房) が発売になります。

この本は、3歳・1歳男児の母で、暮らし実験マニアである私の、

「住・収・食・時・遊・モノ・助・心」について綴ったレポートです。

―以下、写真はすべてカメラマン小林愛香さん撮影。

表紙にコラージュしていただいた写真。上半身の筋力に自信ついてきました

ふたりともまだまだ手のかかる幼児たちのお世話、やってもやっても終わらない家事、フリーランスとしての仕事・・・

正直ここ数年の暮らしは余裕がない！

いつしか、毎日の暮らしはとにかく「 回すもの」になりました。

でもただやるべきことをこなしていくだけの毎日は味気ないし、面白くない。

そもそも私は暮らしが大好きです。

楽しむことは諦めたくない！

ではどうやって楽しむ？

それは、暮らしを「実験」と捉えてみることで始まります。

子ども服の収納も日々実験

服の収納場所や方法を「今」に合わせて変化させることで、着替えや片付けが「お、ラクになった！」と感じられたり、

子どもの月齢、成長に合わせた部屋のアップデートで、大人と子どもの両方が居心地いい部屋づくりを模索したり、

1LDK4人家族でも平和に暮らすため、家具を置かない部屋を残す・布団で寝ることを選択したり、

今の暮らしにちょうどよく、助けてくれるモノって？ モノ選びも実験のような気持ちで・・・

とにかく「 今よりよくなりそうな方法 」を考えて、考えて、思い浮かんだことはやってみる。

やってみてよかったら万歳！だし、もしそれほどよくなかったら前の方法に戻せばいい。

そんな感じで日々暮らしを回している私の、実験レポートです。

撮影は2017年7月スタート。

次男の妊娠が分かった頃で、現在3才の長男はまだ1才半でした。

撮影期間は1年半で、自宅での撮影は5回。

過去の写真を見返すたび、「 あぁ、そういえばこの頃は（部屋が）こんなだった 」とすでに懐かしいです。

暮らしも仕事も好きだし、もちろん子どもたちは可愛いけれど、母さんは正直毎日暮らしを回すのにいっぱいいっぱいで

怖い顔をしていたり、どよ～んと沈んでいたりする日も多々あります。

そう、機嫌が悪く夫に当たってしまった日も数えきれない…

でも急に家を飛び出してお酒を飲みにいったり、美味しいスイーツを食べにいったりすることは難しい今。

家の中にいながら、暮らしに目をそらさずに、自分の機嫌をどうにか良くするために、実験をしているんだと思います。

実験が成功すればちょっと嬉しいし、暮らしの実験の良さは嬉しさが次の日も、その次の日も…と長く持続するところです。

同じ実験仲間のみなさま。

実験してみたくなってきたみなさま。

お読みいただけると嬉しいです。

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